未来の教育を考える会(研究期間2019年度)

第1回未来の教育を考える会

日時・場所 8月29日(木)13:30〜16:45(ALWFロッキーセンター)
参加者 奈良女子大学 栗岡幹英名誉教授
静岡大学 山本義彦名誉教授
研究協力者・所員8人中7人参加
単組・支部役員、事業団体関係者、保護者等計76人
活動内容
  • 前川喜平さん(元文部科学事務次官)から、講話「これからの日本、これからの教育」を聞き、日本の教育の現状、教育と政治等について学習した。

≪参加者からの感想≫

  • この国・地域の未来を明るく拓いていく「力」をつけるために、子どもが主体的な学習者となるよう、教員としてどのようなことができるかを考える時間となった。
  • 日本の教育がこれほどまでに政治と強いつながりがあり、政治の影響を受けているとは思ってもみなかった。
  • 今起きていることが、数年前の出来事ではなく、数十年単位で様々な思惑が絡んで法や条例が変えられてきたのだということを感じた。
  • 学力テストや調査では測ることができない部分を大切にしていかなくてはならないと思った。
  • 教育や子どもを守る手だては、政治学習の充実、組合活動の充実であると感じた。
  • 子どもたちの現状、そして将来を考え、どう育てていくかということを我々教員がもう一度議論しないといけないと感じた。

前川喜平さん

元文部科学事務次官 前川喜平さん、教育を語る!!

静教組立教育研究所「未来の教育を考える会」では、8月29日(木)元文部科学事務次官 前川喜平さんを迎え講演会を開催しました。前川さんは、平成の30年間の教育を総括するとともに、憲法、教育基本法に則った教育の在りようを説明し、教育が時の政治家たちの考えや思惑によって歪められてはいけないということを力説されました。

平成の30年に限らず戦後教育を通じて「価値観の間の綱引き」みたいなものがずっとあるんです。一つは、要するに個人に重きを置くか国家に重きを置くかという綱引きです。もう一つは、公共と競争です。この二つの綱引きが常に起こっています。…略…「個人よりも国家が大事だ」という思想は、しょっちゅう頭をもたげてくるし、今非常にそれが強くなっていると思います。…略…

小泉政権からは、教師も子どもたちも競争させれば全体がよくなるんだという考えが強くなってきました。国家に重きを置く「国家主義」、競争に重きを置く「新自由主義」です。こういう国家主義と新自由主義の考え方が非常に強くなっています。…略…とても心配です。

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