未来の教育を考える会

2021

未来の教育を考える会(研究期間2021年度)

「未来の教育を考える会」では、これからの日本の教育の姿を考える研究をすすめています。今年度は、教育はどうあったらよいか、教え・学ぶということはどういうことか、どういう子どもたちに育ってほしいか等、教育や学校の根幹・本質に関わることに焦点を当て、研究をすすめています。

未来の教育を考える会講演会

日時・場所 7月2日(金)13:30~16:30
静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ 910会議室
参加者 奈良女子大学 栗岡幹英名誉教授、静岡大学 山本義彦名誉教授
名古屋市立大学 伊藤恭彦教授
研究協力者、所員、単組・支部役員、事業団体関係者 他 計62人
活動内容
  • 神奈川県横浜市立日枝小学校住田昌治校長の講話
    「みんなが幸せになるカラフルな学校づくり」を拝聴

7月2日(金)に、神奈川県横浜市立日枝小学校住田昌治校長を講師に迎え、講演会を開催しました。

演題 みんなが幸せになるカラフルな学校づくり

住田昌治 校長

新型コロナウイルス感染症の感染対策として、参加者数を会場人数の2分の1に制限し、神奈川県横浜市立日枝小学校住田昌治校長から「みんなが幸せになるカラフルな学校づくり」についてご講話をいただきました。

「元気な学校は元気な教職員から」「持続可能な学校は、持続可能な働き方から」…をキーワードに、日枝小学校での具体的な実践をお話いただきました。「元気な学校」「先生たちが仲良く、やりがいをもって働く学校」『その実現に必要なのは、全てを管理しようとする校長のリーダーシップではなく、支援型のリーダーとしての「サーバントリーダーシップ」』等、心に残る言葉がたくさんあり、これまでの教員生活をふり返ったり、今後を考えたりする機会になりました。

講演記録

  • 子どもたちが幸せになるには、自分が幸せでなければいけない。そのために、大切にしていかなければいけないことは何かを考えることができました。日ごろ、子どもたちに伝えること学級経営で大切にしていることが、自分たち(職員室)では、できていないと思いました。環境をよくするためには、自分たちが変わらなければいけない。自分たちで考え決定していかなければいけないと改めて感じました。カラフルな学校を自分たちの手でつくっていきたいと思いました。
  • 人によって感じ方は様々で、自分にとって良いことが人にとっても良いことではないと当たり前のようであるけれど、考えられていなかった自分の考え方に気づくことができました。互いの良さ、違いを認め合える人間関係を築いていきたいです。また、「他人を幸せにできるのは、今幸せな人だけ」という言葉にはっとしました。先生方が笑顔で楽しく働ける職場が大切だと改めて感じました。自分を振り返ることができ、これからを変えていきたいと思えました。まずは、自分から…。貴重な時間となりました。
  • 幸せ実現のステップ「健康、心理的安全、自己決定」は教職員だけでなく生徒や様々な組織でも当てはまることでとても参考になりました。健康をたもつために時間的なマネジメントを行ったりセルフケアをできる余裕をもったりすることは学校経営においても大切だと思いました。生徒が笑顔で過ごせる学校をつくるには先生も元気でなくてはいけません。職員室がより明るく笑顔で働けるようにしたいです。
  • 大人が幸せでなければ子どもは幸せになれないという言葉にハッとさせられました。学校ではほとんどの先生が子どものためと勤務時間終了後も遅くまで残って仕事をしています。家へ仕事を持ち帰って夜遅くに仕事をする方もいます。しかし、自分の時間を削り犠牲にすることは自分の人生を幸福に生きているとはいえず元気に子どもたちの前に立つことはできません。教職のイメージも悪くなりこれから教職をめざす人も減ってしまいます。教育が持続可能なものとなるよう自分自身、自分の職場の働き方を変えていかなければならないと感じました。